<参考コラム1> 目的は同じでも方法はいろいろある

<参考コラム1> 目的は同じでも方法はいろいろある
 ワープロやPCが発達し、漢字を書く能力が落ちたと感じている人が97%に達したという記事がありました。計算能力はどうでしょうか。ソロバンや電卓がない頃、「田の算」「斜算」「ひらめき算」「分解算」「一般的な方法」など、掛け算のいろいろな方法を学校で習いました。一桁の掛け算と一桁の足し算ができれば、何桁の掛け算でも簡単にできることを先生は教えてくれました。答えが同じであっても、解き方はその都度最良の方法を選択することを教えてくれたのです。今は、2年生から掛け算を習いますが、私が子供の頃は、いろいろな計算方法を習っていたので、今の子供達よりはるかに計算が速かったと思います。インド式の計算より速いと思います。この場面では、「この方法」というのを頭の中で回転させていたからだと思います。私も中・長距離の選手として、高校では関東高校駅伝を1年から3回走ることができました。三流の選手だった自分が、凄い選手と競い合えたのは、同じ距離を走るのに、ここは「自重」この場面では「さぐりのスパート」勝負所では、「一気のスパート」とその都度、駆け引きを選択することができたからだと思います。サッカーも、自分でドリブルをしかけるのか、味方を使ってパスなのか、クロスにボールを入れるのか、シュートをいきなり打つのか、セーフティーにクリアしておくのか、「1点を取るために、0点で抑えるために」という目的は同じであっても、その時の瞬時の判断でしなければなりません。いろいろな方法を考えさせるのが教育だったはずなのに、電卓で計算、パソコンの普及などの安易な方法をとっているため、あまり考えずに事を片付けてしまう生活が普通になってきてしまいました。そうすると思考力なくなり、瞬時の判断が鈍くなくなるような感じがします。算数で、つるかめ算や旅人算、流水算等があったと思います。XとYの方程式を使えば簡単にできてしまうのですが、考える方法として、○○算があるのです。答え(目的)は、どの方法でやっても同じですが、いろいろ方法があるのです。一つだけの道を辿るのではなく、自分の立場にあった道を探すのが賢明だと思います。それには、いろいろなことを考える癖をつけることが大事だと思います。試しに下記の問題をやってみましょう。2分以内に全部できたら、計算力のある人です。